月曜日になりました。
新しい一週間の始まりです。
月曜日というと、
「また一週間が始まってしまった」
と、少し気が重くなる人もいるかもしれません。
今週も仕事へ行かなければならない。
先週できなかったことが残っている。
やりたいことはあるのに、なかなか前へ進めない。
そんな気持ちを抱えたまま、月曜日の朝を迎えることもあります。
人生後半になると、一週間が始まるたびに、
「今さら始めても遅いのではないか」
「若い人のようには動けない」
「もう失敗している時間はない」
そんな言葉が、頭に浮かぶことがあります。
しかし私は、月曜日こそ「もう遅い」を終わらせる日にしてもいいと思っています。
人生を一気に変える必要はありません。
今週できる小さなことを、一つ始めればいいのです。
66歳の私にも、初めてのことがある
私は66歳になった今も、クリーン機器のサービスマンとして働いています。
東北各地の病院、工場、大学、研究施設などへ出張し、機器の据え付けや点検、修理を行っています。
現場では、年齢を理由に仕事が軽くなるわけではありません。
長距離を運転する日もあれば、クリーンスーツを着て汗だくで作業する日もあります。
現場から帰れば、報告書や見積書の作成が待っています。
それでも私は、仕事以外の時間に、AIを学び、文章を書き、音声を配信しています。
note、stand.fm、Substack。
私にとって、どれも最初は知らない世界でした。
Substackを始めたのも、ほんの81日前です。
英語の表示に戸惑い、スマートフォンとパソコンで別のアカウントを作ってしまったこともありました。
何をどこへ投稿すればよいのか分からない。
せっかく書いても、ほとんど読まれない。
反応がなくて、
「こんなことを続けて、本当に意味があるのだろうか」
と思うこともありました。
それでも、分からなければ調べる。
間違えたら直す。
書けない日は、短くても投稿する。
そうやって小さく続け、81日で159本の記事を書きました。
初めから自信があったわけではありません。
できると確信してから始めたわけでもありません。
ただ、
「やってみたい」
という小さなワクワクを、無視しなかっただけです。
「遅い」のではなく、今日が一番早い
若い頃から続けている人を見ると、
「自分も、もっと早く始めていれば」
と思うことがあります。
私も、これまで何度も遠回りをしてきました。
高額な講座へ投資しても結果が出なかった。
人に騙され、借金を抱えたこともある。
学んでは止まり、始めては迷う。
振り返れば、決して効率のよい人生ではありませんでした。
けれど、過去へ戻って始め直すことはできません。
私たちが動けるのは、いつも「今日」だけです。
昨日より遅いかもしれない。
若い人より遅れているかもしれない。
それでも、明日から見れば、今日が一番早い。
だから私は、
「もっと早く始めればよかった」
と思ったときこそ、
「では、今日から何を始めようか」
と考えるようにしています。
過ぎてしまった時間を悔やむことよりも、残された時間をどう使うか。
人生後半では、そこが大切なのではないでしょうか。
挑戦する人には、人生の「次」が生まれる
新しいことを始めたからといって、すぐに成果が出るとは限りません。
記事を書いても読まれない。
配信しても反応がない。
商品を作っても売れない。
勇気を出して声をかけても、断られることもあります。
それでも、挑戦した人にしか現れないものがあります。
それが、人生の「次」です。
一つの記事を書いたから、誰かとつながる。
一度配信したから、自分の声を待ってくれる人が現れる。
失敗したから、次はどうすればよいか分かる。
最初の一歩を踏み出した時点では、その先に何があるのかは見えません。
しかし、一歩進むと、立ち止まっていた場所からは見えなかった景色が見えてきます。
そこで初めて、
「次は、こちらへ行ってみよう」
という道が生まれます。
挑戦とは、必ず成功する道を選ぶことではありません。
今いる場所から一歩動き、人生に「次」をつくることなのだと思います。
大きな一歩を考えるから、動けなくなる
何かを始めようとすると、私たちはつい大きな目標を考えます。
毎日発信しなければならない。
立派な商品を完成させなければならない。
多くの人に読まれなければ意味がない。
すぐに結果を出さなければならない。
しかし、最初から全部をやろうとすると、始める前に疲れてしまいます。
人生後半には、仕事や家庭の事情があります。
若い頃とは体力も違います。
だからこそ、自分の暮らしに合った大きさで始めることが大切です。
たとえば、
気になっていた本を1ページ読む。
スマートフォンのメモに、思ったことを3行書く。
AIに、今の悩みを一つ話してみる。
やってみたいことを、誰か一人に話す。
5分だけ机に向かう。
これでも、立派な一歩です。
「これくらいでは何も変わらない」
と思うかもしれません。
けれど、人生を変えるのは、たった一度の大きな決断だけではありません。
小さな行動を何度も重ねた先で、振り返ったときに、
「いつの間にか、ここまで来ていた」
と気づくものです。
完璧に続かなくても、また戻ればいい
私は、毎日完璧に行動できる人ではありません。
仕事が忙しくて、予定どおりに進まないことがあります。
出張から帰って疲れ、そのまま眠ってしまう日もあります。
やろうと思っていたことができず、自分にがっかりすることもあります。
以前の私は、一度止まると、
「やっぱり自分には続けられない」
と思っていました。
しかし今は、止まることより、戻ってこなくなることのほうが問題だと考えています。
一日休んでもいい。
一週間止まってもいい。
予定が崩れても、また今日から始めればいい。
続けられる人とは、一度も止まらない人ではありません。
何度止まっても、もう一度戻ってこられる人です。
月曜日は、その「戻る日」にもできます。
先週できなかったことがあっても、自分を責める必要はありません。
「今週は、もう一度ここから始めよう」
そう決めれば、それで再起動は始まります。
人生後半の再起動は、自分を否定することではない
再起動というと、今までの人生を捨てて、別の自分にならなければいけないように感じるかもしれません。
しかし、私が考える「人生後半の再起動」は、これまでの自分を否定することではありません。
遠回りした経験。
うまくいかなかった挑戦。
長年続けてきた仕事。
人には言えなかった悩み。
喜びも、後悔も、失敗も、すべて今の自分をつくっています。
それらを消して、まっさらな人生へ戻ることはできません。
むしろ、これまで積み重ねてきたものを、これからどう生かすか。
そこに、人生後半ならではの再起動があります。
私の場合、長年のサービスマン経験があります。
がんを経験し、命について考えた時間があります。
何度もビジネスに挑戦し、うまくいかなかった経験もあります。
そして今、AIと出会い、それらの経験を文章や音声で伝えられるようになりました。
一見するとバラバラだった過去が、少しずつ一つにつながり始めています。
人生後半の挑戦は、ゼロから新しい自分をつくることではありません。
これまでの人生を材料にして、次の形へ組み直すことなのだと思います。
今週の「小さなワクワク」は何ですか
月曜日の今日、いきなり大きな目標を決めなくても大丈夫です。
まずは、自分にこう問いかけてみてください。
「今週、少しだけやってみたいことは何だろう」
「やらなければならないこと」ではなく、
「少し気になること」
「考えると心が動くこと」
「できたら、ちょっと嬉しいこと」
を探してみてください。
気になっていた店へ行く。
久しぶりの人に連絡する。
昔好きだったことを、もう一度やってみる。
AIに初めて話しかけてみる。
自分の経験を、短い文章にして投稿する。
どれも、人生の再起動につながる小さなスイッチです。
大切なのは、立派に見えることではありません。
自分の心が、少しでも前へ動くことです。
ワクワクは、何か大きな出来事が起きたときだけ感じるものではありません。
小さな興味を無視せず、実際に少し動いてみる。
その繰り返しが、止まりかけていた人生を再び動かしてくれます。
月曜日は、何度でも始められる
年齢を重ねると、できなくなったことに目が向きやすくなります。
しかし、年齢を重ねたからこそ、分かるようになったこともあります。
誰かと比べても、自分の人生にはならないこと。
失敗しても、人生は終わらないこと。
本当に大切なものは、肩書きや数字だけではないこと。
小さな幸せを感じられること自体が、豊かさであること。
私たちは、若い頃と同じ方法で挑戦する必要はありません。
今の自分に合った速さでいい。
今の体力や生活に合った大きさでいい。
人に笑われないような大きな挑戦ではなく、自分が少し嬉しくなる一歩でいいのです。
今日という月曜日は、残りの人生で一番若い月曜日です。
「もう遅い」と言って終わらせることもできます。
「まだ何ができるだろう」と問いかけ、新しい一週間を始めることもできます。
私は今週も、後者を選びたいと思います。
あなたは今週、何を小さく始めますか。
答えが見つかったら、全部やろうとせず、今日できる最も小さな行動を一つだけ選んでみてください。
その一歩が、思いもしなかった人生の「次」へつながるかもしれません。
今週も、人生を小さくワクワク再起動。
――へろっさん
人生後半世代のワクワク挑戦ナビゲーター
毎週月曜日は、「人生後半の再起動」をテーマに、新しい一週間を前向きに始めるための記事をお届けします。
何歳からでも、人生にはまだ「次」があります。
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へろっさん、おはようございます。
「もっと早く始めればよかった」これも悪くないと思いました。
なぜなら、新しい挑戦をしているからこそ、気づくことだからです。
挑戦できている自分を再確認、という感じですかね。
いつになっても今日が一番若い日。1%の努力を1年積み上げた人とそうじゃない人との差は歴然ですね。
やる気もらいました!